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2017/3/15 wed

【考】

今日はもう面接コゾーが来るまでやることねえから事務室で日本礼賛サイトの気狂いっぷりを見て一人で嘲笑してた流れでこんなもんを発見。

http://www.meti.go.jp/press/2016/03/20170308001/20170308001-1.pdf

・・・

「日本ワッショイ!」のコンセプトブックが経済産業省のサイトでPDF公開されているので誰でも見られるもんだがこれまたエグいもん作ったなと。

「世界は日本に驚いている キリッ」

この「日本」が自分の名前だと想像したら顔が赤面するわw

このフレーズ考えた奴に恥って概念あんのかねw

確かに「鯖江のメガネ」じゃい「焼き物」じゃいの書いてある事自体は概ね嘘ではないし小っちゃい説明文もかなり真面目に書かれてるのはわかる。わかるんだが、気持ちEくらい日本の「美しくて」「凛としてて」「外面の良い」部分のみをスパッと切り取ったようなコンセプトである。日本の中のリアルと暮らすおれにとっては絵空事と言って良い紹介で全然ものたりぬ。

 

一部の日本人はどうやら日本が極東アジアに類されることをえらく嫌うようだが、歴史的にも現実的にも日本はアジア的カオスの一つである。実際、うちの店に来る欧米人はそういう極東カオスにも憧れている人間が多く、日中韓に隔てなく通じてる奴が少なくない。今はむしろ欧米人の方が日本文化をわりと公平に正確に見ているかもしれないと感じるね。

まぁこのコンセプトブックはこれで構わんとして、もう一個作りゃいいんですよ。ビートルズの『赤盤』『青盤』みたいに。もちろん裏テーマは『日本のサブカル』で。むしろ裏テーマこそ今の日本にかろうじて面白さを残してるダイナミックな部分でしょう。

以上は私的見解。

以下、このサイトの”仕事”にイラっとした部分。

まず目についたのが18ページのこの切り抜き。デジカメ買いたての初心者でもあるまいしトリミングくらいちゃんとせえと。カマしで大事な冒頭4ページのメガネもピント甘えし解像度もグダグダじゃねえか。東照宮もひでえ。

どうやら解像度管理してないか、デザイナーが「解像度」とか「ピクセル」とかの概念を知らない可能性も大。オリンピックコンペの資料で無断使用がバレて大炎上したニュースもあったくらいだし、前にブン屋で『くるぐる』ってフリーペーパー作ってた時のデザイナーもかなりボンクラやったから「切り取って貼ればすべてオッケー」と思っとるデザイナーってマジでおるからな。

いずれは絵やイラスト素材の扱いは解像度なんかもフリーになるやろうし、AdobeのSenseiみたいなのがもっと発達したら切り抜きや加工も人工知能が上手にやるやろうけど当面はその道のプロフェッショナルが監修せんとおれごときにすら嘲笑されますよと。その程度のザル仕事しかできん分際で「日本の職人の美意識」を語るとか矛盾してませんかね。

官僚仕事のやる事やし、どうせ博報堂あたりに外注してやってんだろうが、ハンパな血税意識で格安プランで発注していざ業務にあたったのが新人でしたってとこだろうよ。「良いものができるか否か」じゃなくて「キチンとしたところに頼んだかどうか」が評価されるんやろうて。これぞ「THE・日本的ブランド意識」の極みってとこか。

せいぜいオリンピックロゴん時みたいな赤っ恥を世界に晒さんといてください。